そろそろ梅雨も明けそうな蔓延防止期間最終日の神戸です。
一時中止していた圃場の西側の防風壁はやめて、列毎にシートを被せることにしました。
アボカドの両脇に緑のアーチ状の支柱を立てたのは5月で、その時大地は見えていましたが
少しずつ草もソルゴー育ち、下の3枚の写真が現在の様子です。
最後の写真はトンネルの中からの1枚。
中から見上げると不思議な感覚です。
7/10夕方の見回りでアボカドの根元に不審な穴を発見しました。
なんだこれは?誰の仕業?考えられるのは、モグラ?猪?イタチ系???
何も餌になるようなものはないのにどうしたものだろう。。。
侵入者はさておき、肥料を撒きました。今回はみんな有機(肥料)と
土壌が少し酸性に傾いてきたので、セルカ、ヨウリン(土壌改良剤)を投入です。
根元の黒いのは木炭です。通気性、排水性の向上の効果を狙っています。
先の幼虫は最近は見かけず、侵食され傷ついた数本の苗からはわき芽も出始めました。
神戸での国産アボカド生産 初めてのことなので、ドキドキハラハラが続きます。
コロナが落ち着いたら、苗を購入させていただいたゆす村農園やアボガドのYOU TUBEを
アップしていらっしゃる方のところの見学に行って、色々教えてもらいたいですね。
6月26日 とりあえずソルゴー以外、畝の雑草は全て刈ることにしました。
灌水チューブを一旦巻き取り、草を刈り、合わせて枝の誘引を行い、灌水チューブを戻します。
もちろん、幼虫の入ってしまった枝の剪定と、毛虫も除去します。
アブラムシはあまりアボカド自体にはついてなく、黒い支柱に留まるのがお好みのようです。
姉特製の虫除け(唐辛子とニンニクを漬込んだ焼酎)を希釈してスプレー。
少しでも効けばいいけれど。
突然エ15の木が弱り、枯れました。
数日後 何かの幼虫が枝に入り中を侵食していることが原因だとわかりました。
よく観察してみると1本ではなく、数本に同様の枝の虫食い、数本には毛虫がついており、
緑のアブラムシも大量発生していることがわかりました。
一体何が起こったのでしょう。
思い当たる作業としては、前回アボガドの木の周りだけ草を引きましたが、その際に引いた草をアボカドの木の根元に
置きました。乾燥対策と草がいずれか栄養となると考えたからです。
でもそれしか考えられません。枯れ草と湿度が虫にとってよい環境なのでしょうか。 至急対応が必要です。
暴風対策にソルゴーというトウモロコシ系の牧草を2種類撒いています。
加えて野菜としてトウモロコシを育てていて、本当の意味での(雑)草も伸びてきています。
①こちらが圃場内周の3-5m位に成長予定で現在60cm位のソルゴー
②こちらが雑草60cm
③こちらがトウモロコシ1m
④こちらが1m位に成長予定の現在20cm位のソルゴー
②のピンピン伸びているのが株間に広がっているので、すっかりこれが1mになるソルゴーで
④が①を目指しているいるソルゴーだと思ってました。
②は「どうみても草だよ」と言われましても。。。
午前中の雨も午後からやんだので、今日が最大のチャンスと高く生い茂った雑草を
緑の支柱の外側まで草引きを行いました。
株の周りにはカメムシ対策で蒔いたミントが数ミリ生えていたり、暴風対策のソルゴーという
まだ5cm弱と15cm位のトウモロコシ系の草(実はならない)を避けて草を引くのが大変。
アボカドの木にたまーに毛虫がいるのか、腕がかゆくなってしまいました。
アボカドの株間に植えている野菜達も周りの草を引き、支柱立て、藁を敷きと
大忙しです。 (左からカラーパプリカ、スイカ、食用ほおずき)
成長の様子も◎
2021年6月13日 いつまで待っても新芽のでてこない1本を泣く泣く掘り起こしました。
枯れてしまっていれば諦めもつくのですが。。。。。難しい判断です。
本当なら白っぽい生きた根が大きく張り 新芽を伸ばし成長している時期。
根腐れ病でしょうか、、、茶色い根が成長せずかろうじて木に栄養をまわしている状態でした。
何か悪い菌を持っていてはいけないのでベーコン①は焼却、植えていた箇所は太陽光で照射消毒します。
暴風壁の試行錯誤をしています。
地上3m(差込50cm)の支柱をたて、それを支えに暴風ネットを張ろうとしているのですが、
支柱間に対しネットを若干短めにするも、ネットって伸びるので少したわむのです。
細く長い支柱自体もそよ風でなんだか揺れているような気がします。
これでは夏の台風も冬の北風も防げそうにありません。
一時作業は中断し、近くの囲みをしているブルーベリー農園を偵察に。。。。
しっかりとした柱で、足元もしっかり固定されています。
再検討です。
今週末は畦の防草対策にシートを貼って、U字支柱を立てました。(継続作業あり)
追加でアボカド苗の根元に籾殻を撒こうと思い、最寄のカントリーに再度いただきに行きましたが、
昨年のお米の脱穀は終了したのか、ありませんでした。残念です。。。。
圃場周りにブルーベリーを置いてもいいということで、早速ブルーベリーの苗を5本入手しました。
時期的にすでに着果しているので収穫間近。
ブルーベリー苗の組み合わせもなかなか複雑で勉強になります。
国産アボカドを収穫するまでにはまだ数年かかりますが、ブルーベリーと株間で育てている野菜達は
今年収穫できる予定です。
地植えを行って苗も落ち着き更なる成長が感じられるようになった5月20日、剪定を行いました。
すっきりとしましたが、全体的なフォルムとしては大きくなってきました。
剪定前
剪定後
すぐに数枚の写真を撮ったのですが、剪定前に撮りためていた写真と同じ角度で撮っていた剪定後の写真がなく、撮り直しです。
お世話になっているゆす村農園さんに成長の悪い木について相談したところ、
『しばらく水を切って、根を呼吸させてあげますと、樹勢が回復することがあります。』
アドバイスをいただきました。
梅雨のため雨の多いのは仕方ないので、弱った木だけ雨が滲みないようにビニールを張ってみました。
洗濯はさみをクリップにしている辺り、試行錯誤な手作り感いっぱいの作業です。