アボカドのカテゴリー記事一覧
2021.11.20

視察日当日はがっつり雨でしたが、雨雲レーダーで雨の止み間を狙って、露地栽培も

見学させていただきました。

丁寧に袋がけされたアボカドですが、袋がけした半分が着果、その内半分ぐらいが生産品として

販売可能数になるそうです。袋がけ大変な作業でしょうが、今はその作業ができるようになる年が

少しでも近いことを期待しています。

 

 

 

 

圃場を囲う網は防鳥ネットだそうです。これも有田さんが鉄棒を運び穴を開けるなどご自身で作業

ネットを張るのだけ奥様に手伝っていただいたそうです。

 

 

右の写真は直立栽培をされている幼い木。幼木は風や寒さに弱いため、影響が少ないように

考えられたそうです。色々考えておられ、全てが楽しそうなのが印象的です。

スペシャルサンクス : 「アボカドラウンジ有田」  https://avocadoloungearita.com/

 

続きあり。。

2021.11.12

ハウスの中では色々な研究をされています。

管理栽培-モバイルツールからハウス内の温度/湿度が確認でき、サイドのビニールの開け閉め調整、

散水(液体肥料含む)のオンオフが管理されています。

 

電力はソーラー発電を行い、蓄電池に貯めておいて利用。

現在は通信範囲が限定されていますが、10km以上先からでもできるよう検討されているそうです。

 

圃場にはチューブが張りめぐらされていて、枠木とポットの間にはプチプチ(正式名称:気泡緩衝材)が

埋められていて、ハウス内でも防寒対策です。

 

 

つづく。。。

 

 

2021.11.11

21年11月10日(雨)松山の「アボカドラウンジ有田」に見学に行ってきました。  https://avocadoloungearita.com/

アボカドの栽培だけでなく、栽培方法の研究、新たな品種の開発、収益も考えて販路や販売方法も自身で考案され、

それを近郊農家/栽培を検討している企業/私たちのようなビジターにも惜しみなくお話してくださいます。

 

ハウスの中では地植での栽培とコンテナや不織布ポットを利用した根域制限栽培を行っておられます。

路地栽培より温度を高く保つことができるため、栽培できるアボカドの種類が多く羨ましいです。

農園主の有田さんは定年後ひとりで栽培を行っておられますが、

幅4m長さ15m(目視)のビニールハウス2棟も自身で設営されたそうです。

  

 

事務所では色々な説明をいただき、試食もさせていただきました。

  

 

蜂蜜は蜜の含有率によって表記の可否が決まっていますので、百花蜜となっていますがアボカドの蜜が含まれて

いることを確認し、製品化されています。瓶の内側にはアボカドの花の写真が覗けるような凝り様です。

 

試食はこの蜜をたっぷり使ったアボカドプリン/アボカドをたっぷり載せたアボカドトーストをいただきました。

アボカドはカメムシの被害を受けると商品価値がなくなるということでした。

外観はその部分が少し凹みはありますが、そんなに見劣りするような感じではありません。

しかし、実際に食べてみると実の中に豆でも入ってる?という位の塊の部分ができていてびっくりです。

袋がけの重要さを感じました。

 

続く。。。

2021.11.2

今年の冬の冷え込み具合はどうなんでしょうか?

気象庁の西日本気温予報では低いが40%普通40%高い20%の割合だそうです。

半分近くが例年より低いということは最大限の防寒対策が必要だということですね。

というわけで、冬支度を始めます。

 

①庭の幼木には薄い不織布でまず風除けの囲いを行いました。

冬場には藁を詰めビニールシートを掛け、夜は毛布をかける予定です。

 

②圃場には稲刈り後、束にしていた藁を圃場に運んできました。

圃場の対策についてはまだまだ検討中ですが資材としての藁は必須。

 

11月は忙しくなりそうです。

まず11月10日に農場主、母、姉で松山のアボカド農園を視察に行き、色々教えてもらいます。

その後農場主は第2期圃場工事に入ります。現在資材がぞくぞく入庫中です。

もちろん12月の本格的な寒さがやってくる前に冬支度も完了しないといけないです。

 

2021.10.25

2021年10月23日

まずは自家製燻炭をアボカドの周辺に撒きました。(苗に45Lゴミ袋1袋ずつ)

54本撒き終わりと同じタイミングで4Tトラック1台分の堆肥が届きました。

一旦畑の空きスペースに降ろしてもらい、作業は軽トラックに積みかえ、

軽トラックのまま圃場 列の間に侵入、両側のアボガドに箕3-4杯ずつ と

少し隙間をあけて筋に撒きました。(後日 鋤きながら、アボガドに土寄せ予定)

醗酵して堆肥となっているものの元のメイン原料は、、、(糞)ですから、

厳重装備の上、終わったら軽トラと自身を洗わないと。

 

  

《全体イメージ》                  《順調に育っているエッティンガー》

  

《虫に食われ、剪定、再生中》                《根元からの再挿し木》

 

2週間前に自家製の堆肥も仕込んでいますが、写真がシュールすぎて割愛。

材料-藁、米糠、少量堆肥(購入)

仕込み-段々に積んで水をたっぷりあげて、ビニールシートをかける

現在ほんのりと温かくなってきて醗酵中

 

2021.10.8

品種紹介も最終回となり、第5回は《スチュワート》を紹介します。

スチュワートは1期生として2本が育っています。

他の苗より少し高価な苗になるのは品質がいいとされているからでしょうか。

 

 

 

開花タイプはA型、午前中に雌花が咲き、午後から雄花が咲くタイプとなります。

特徴については#ゆす村農園からお借りします。

”耐寒性(-6℃)が強く、果皮は薄くて濃い紫色、果実の形は洋ナシ形です。

果実の重さは170-360g程度、果肉は鮮やかな緑色で品質がよく、ナッツの香りがあり、

油分はおよそ20%と高めです。”

 

ナッツの香り早く嗅いでみたいですね。

 

品種紹介用の写真を撮ってからすでに1月が経過しているので、

全体的に少し成長しています。

2021.10.2

庭にある2回生のアボガド苗の購入時の固定テープを外し、ネームプレートをつける作業中

呼ばれて行ってみると、圃場では(例の虫に侵入を許した)弱った木の接木作業が行われていました。

 

基本的な作業は①元気な木から枝をわけてもらい、穂木を作成、②接木したい木を台木として体裁を整え、

③台木に穂木を挿し込む切れ目を作り、④穂木を挿し込み、⑤メデールテープで接続部を中心にテーピング。

⑤水分に含まれる雑菌や虫などがつかないようにビニール袋を被せる。 となります。

 

1本目。ベーコン⑤は元々接いであった部分まで切り戻して上部に接木を行いました。

 

 

2本目。ベーコン③は下の部分からの横枝が欲しいということで横出し。

主木の茶色い部分は購入時の台木(すべてベーコン)で、緑の部分から育てたい種類の枝が接木された跡です。

 

 

美しい台木、穂木を作るには切れ味の良いナイフが必要で”注意”ということはわかっていたのですが、、、

途中農場主が指を負傷、そのタイミングで呼ばれたのでした。

その後も危ない切り込み作業は農場主が行い、テープ巻き巻きの作業から姉担当です。

 

最近では虫を寄せ付けているのは風のよけの牧草が原因ではないかということになっています。

これから寒くなって暴風壁の役割は大きいのでしょうが、牧草では物足りなくなった虫たちに

アボガドがやられるのであれば牧草の処分も考えましょう。

2021.10.1

第4回は《メキシコーラ》を紹介します。

メキシコーラは1期生として11本14本が育っています。

メキシコーラは耐寒温度が低く、寒さに我慢強い品種となります。

そのためベーコンと同様、当アボガド農園でも風のあたりが強い北側や西側に多く配置しています。

 

開花タイプはA型、午前中に雌花が咲き、午後から雄花が咲くタイプとなります。

特徴については#ゆす村農園からお借りします。

”アボカドの中でもっとも耐寒性の強い品種の一つです。

果実の重さは100g前後の小玉で、果皮は光沢のある黒色、収穫期は10月です。

果肉にはアニス(さわやかな甘い香りの香辛料)の香りがあり、

ベーコンやフェルテの授粉樹としても期待できます。”

 

どんどん枝が増えていくので、嬉しくなってしまいますね。

 

2021.09.26

昨日植え替え作業後にご近所さんのところから籾殻を貰ってきました。

朝起きて外にでてみると既になにかを燃やしている匂いがしています。

 

           

 

煙突から出ている煙がいい感じ。

稲刈り後の田での作業とはいえ、万が一でも火事の火種にならないよう細心の注意を払い、

水撒き用のホースも近くで準備しています。

 

 

焼き芋用のサツマイモを投入するタイミングを逃し残念でしたが、燻炭1山目が出来上がりました。

1山分の燻炭を作るのに半日以上かかります。

これを 4-5回繰り返し、2期生用の整備圃場(今秋予定)と1期生が育っている現圃場の土に入れ込む予定です。

 

今週末はアボカド株間の《姉の家庭菜園》も冬野菜の種を蒔き、最後のかぼちゃも収穫。

一つも結実しなかったスイカはまだ花が咲いています。。。。どういうこと??

2021.09.25

2021年9月25日 彼岸を過ぎても暑いです。

今年8月7日に我が家にやって一月あまり神戸の気候に慣らしたあとの2期生を

圃場(仮仮置き場)から庭(仮置き場)にお引越しさせ、不織布のポットに植え替えです。

昨年同様 庭で越冬させ暖かくなったら圃場に本植えとなります。

用土は圃場の土と、ピートモス、木炭片を混ぜました。去年は木炭片は入れていませんでしたが、

雑菌の発生を抑え、根腐れを防ぐ効果があるということです。

 

<引越しのため、軽トラックに積みこまれた苗(植え替え前)>

 

<引越し後、落ち着いた苗(植え替え後)>

 

まだ暑くて冬の寒さ対策は遠い先のような気がしますが、先日TVで今年も後100日をきりました。。。といってたので、すぐですね。

 

圃場からカマキリとカエルが一緒についてきていました。

カエルの写真はとっていませんが、カマキリを探してみてください。

 

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