メキシコーラ(Mexicola)は、メキシコ系アボカドを代表する品種のひとつです。
果実は比較的小ぶりですが、なめらかな果肉と豊かな香り、そして濃厚なコクを持ち、一口食べると印象に残る味わいが楽しめます。
ほんわかアボカドでは、このメキシコーラが露地栽培で初めて収穫できた品種でした。
長い年月をかけて樹を育て、初めて実った果実を収穫したときの感動は、今でも忘れることができません。

黒く色づく果皮が、食べ頃を教えてくれる
メキシコーラの大きな特徴は、熟すにつれて果皮が緑色から黒色へと変化することです。
樹上では少しずつ色づき始め、収穫後もしばらく追熟が進みます。
果実全体が黒くなり、指で軽く押すとわずかに弾力を感じる頃が食べ頃です。
食べ頃が見た目でも判断しやすいため、初めてアボカドを食べる方にも分かりやすい品種です。
小ぶりだからこそ、味が凝縮される
メキシコーラは、大玉品種と比べると果実は小ぶりです。
しかし、その小さな果実には濃厚な風味が凝縮されています。
果肉はきめ細かく、口当たりはとてもなめらか。
豊かな香りと自然な甘み、そしてコクのある味わいが広がり、最後はすっきりとした後味で締めくくられます。
サイズ以上の満足感があり、「また食べたくなる」と感じる方も多いアボカドです。
メキシコ系ならではの豊かな香り
メキシコーラは、香りの良さも大きな魅力です。
果実を切った瞬間に広がる自然な香りは、食欲をそそり、一口目から品種ならではの個性を感じられます。
濃厚な味わいでありながら重たさはなく、サラダはもちろん、そのまま味わうだけでも十分においしさを楽しめます。
素材本来の風味を大切にしたい方におすすめしたい品種です。
ほんわかアボカドにとって特別な存在
メキシコーラグランデは、ほんわかアボカドで最初に収穫を迎える品種のひとつです。
神戸では例年10月から11月頃になると、果実は鮮やかな緑色から艶のある漆黒へと色づき、収穫の目安になります。艶やかな漆黒の美しい果実。濃厚でクリーミーな味わい。皮まで楽しめる、メキシコ系ならではの個性。
美しいフォルムと漆黒に輝く果実、濃厚な味わいを兼ね備えた、ほんわかアボカドおすすめの品種です。

SPECIFICATION
| 品種名 | メキシコーラ(Mexicola) |
| 系統 | メキシコ系 |
| 開花タイプ | Aタイプ(午前に雌花、午後に雄花が開花) |
| 収穫時期 | 9月下旬〜10月頃(ほんわかアボカド・神戸) |
| 果実の形・大きさ | 洋ナシ形 / 約120〜250g |
| 果皮の特徴 | 熟すにつれて鮮やかな緑色から漆黒へと色づきます。果皮は比較的薄く、黒く色づくことで食べ頃が分かりやすい品種です。 |
| 味わい・食感 | 小ぶりながら濃厚なコクとなめらかな果肉が特徴。メキシコ系ならではの爽やかな香りと、すっきりとした後味を楽しめます。 |
| 追熟 | 収穫後5〜10日ほど追熟すると食べ頃になり、果肉はさらにクリーミーでなめらかな食感になります。 |
| 栽培特性 | ほんわかアボカドで露地栽培として初めて収穫できた、思い出深い品種です。比較的小ぶりな果実ながら味は非常に濃厚で、黒く色づく美しい果実は秋の訪れを感じさせてくれます。 |