2021年10月23日
まずは自家製燻炭をアボカドの周辺に撒きました。(苗に45Lゴミ袋1袋ずつ)
54本撒き終わりと同じタイミングで4Tトラック1台分の堆肥が届きました。
一旦畑の空きスペースに降ろしてもらい、作業は軽トラックに積みかえ、
軽トラックのまま圃場 列の間に侵入、両側のアボガドに箕3-4杯ずつ と
少し隙間をあけて筋に撒きました。(後日 鋤きながら、アボガドに土寄せ予定)
醗酵して堆肥となっているものの元のメイン原料は、、、(糞)ですから、
厳重装備の上、終わったら軽トラと自身を洗わないと。
《全体イメージ》 《順調に育っているエッティンガー》
《虫に食われ、剪定、再生中》 《根元からの再挿し木》
2週間前に自家製の堆肥も仕込んでいますが、写真がシュールすぎて割愛。
材料-藁、米糠、少量堆肥(購入)
仕込み-段々に積んで水をたっぷりあげて、ビニールシートをかける
現在ほんのりと温かくなってきて醗酵中
品種紹介も最終回となり、第5回は《スチュワート》を紹介します。
スチュワートは1期生として2本が育っています。
他の苗より少し高価な苗になるのは品質がいいとされているからでしょうか。
開花タイプはA型、午前中に雌花が咲き、午後から雄花が咲くタイプとなります。
特徴については#ゆす村農園からお借りします。
”耐寒性(-6℃)が強く、果皮は薄くて濃い紫色、果実の形は洋ナシ形です。
果実の重さは170-360g程度、果肉は鮮やかな緑色で品質がよく、ナッツの香りがあり、
油分はおよそ20%と高めです。”
ナッツの香り早く嗅いでみたいですね。
品種紹介用の写真を撮ってからすでに1月が経過しているので、
全体的に少し成長しています。
庭にある2回生のアボガド苗の購入時の固定テープを外し、ネームプレートをつける作業中
呼ばれて行ってみると、圃場では(例の虫に侵入を許した)弱った木の接木作業が行われていました。
基本的な作業は①元気な木から枝をわけてもらい、穂木を作成、②接木したい木を台木として体裁を整え、
③台木に穂木を挿し込む切れ目を作り、④穂木を挿し込み、⑤メデールテープで接続部を中心にテーピング。
⑤水分に含まれる雑菌や虫などがつかないようにビニール袋を被せる。 となります。
1本目。ベーコン⑤は元々接いであった部分まで切り戻して上部に接木を行いました。
2本目。ベーコン③は下の部分からの横枝が欲しいということで横出し。
主木の茶色い部分は購入時の台木(すべてベーコン)で、緑の部分から育てたい種類の枝が接木された跡です。
美しい台木、穂木を作るには切れ味の良いナイフが必要で”注意”ということはわかっていたのですが、、、
途中農場主が指を負傷、そのタイミングで呼ばれたのでした。
その後も危ない切り込み作業は農場主が行い、テープ巻き巻きの作業から姉担当です。
最近では虫を寄せ付けているのは風のよけの牧草が原因ではないかということになっています。
これから寒くなって暴風壁の役割は大きいのでしょうが、牧草では物足りなくなった虫たちに
アボガドがやられるのであれば牧草の処分も考えましょう。
第4回は《メキシコーラ》を紹介します。
メキシコーラは1期生として11本14本が育っています。
メキシコーラは耐寒温度が低く、寒さに我慢強い品種となります。
そのためベーコンと同様、当アボガド農園でも風のあたりが強い北側や西側に多く配置しています。
開花タイプはA型、午前中に雌花が咲き、午後から雄花が咲くタイプとなります。
特徴については#ゆす村農園からお借りします。
”アボカドの中でもっとも耐寒性の強い品種の一つです。
果実の重さは100g前後の小玉で、果皮は光沢のある黒色、収穫期は10月です。
果肉にはアニス(さわやかな甘い香りの香辛料)の香りがあり、
ベーコンやフェルテの授粉樹としても期待できます。”
どんどん枝が増えていくので、嬉しくなってしまいますね。