真夏の長雨で畑の夏野菜の木は一斉に傷んでしまい、大半は片付けを余技なくされましたが、
元来熱帯で多く育つアボカド達は元気に育っています。
《今年仲間になった苗達 (2期生)》
神戸の気候にも慣れてきて新芽が育ってきています。
そろそろ不織布の大きめポットに植え替え、管理のしやすい庭にお引越しをする時期かもしれません。
《成長盛りの1期生》
成長し枝分も増えてきました。苗の種類によって、樹勢や色合いもはっきりしてきました。
今度種類の違いがわかるようにご紹介する機会を持ちたいと思います。
虫に侵食され、切り戻した苗も今のところ1本も枯れてしまうことなく、成長しようと頑張ってくれています。
2021年8月14日小雨 農場主と台風後の圃場修復を検討。
雨で重くなったネットが強風にあおられると50mある1列のネットと支柱がドミノ倒し的に傾きます。
そのため一部分を修復しても他の部分に引きずられ全体的な修復は難しいということになりました。
そこで、折角の長い暴風ネットを切ってしまうのは少しの勇気が必要でしたが、
一番西の列だけネットを苗間の真ん中でカットして苗毎の個室仕立てにしてみました。
夏の暑い晴れた日には御簾のようにネットをあげて、台風の時には降ろすというイメージです。
冬の防寒対策を行う際にも個室のほうが、対応しやすいかも。
なんだかすっきりした感じ。
これで次の台風が来た際に、1列毎の長屋より個室の方よいという判断になれば、
残りの4列もネット切ってしまいましょう。
ずぶ濡れついで西側の頑張ったソルゴー(写真奥)をできるだけ起こしておきました。
次の台風までに強く成長してしてください。
台風9号の9日兵庫県南部では気圧990hPA 西北西の風 風速20m/Sの予報でした。
暴風ネットを張って初めての台風でしたが直撃ではなさそうなので
暴風ネットはアボカドを守るべく、一番下まで降ろして台風を迎えました。
甘かった。。。。
風が最大になる前と、通過後にできる限りの一時対応を行いました。
左:4列目北 U字支柱が斜めに暴風ネットも捲れています。
支柱を挿し直し、西側ネットの下を支柱に固定します。
右:新しい苗のあたりは暴風ネットが苗に当たらないよう斜め挿しの支柱で直接ネットを支えます。
左:5列目(西端) ソルゴーが頑張るものの西端は風の当たりが一番激しく全体的に北東に傾きます。
できる限りU字支柱をまっすぐに直し、ネットを固定し、斜めに支柱も挿していきます。
右: U字支柱アップ 下部の茶色の部分は土で、元々挿し込まれていた部が曲がって浮いてしまっています。 挿し込みます。
黒い支柱も今回結構グラグラ斜めになっている箇所がありましたが、確認できた被害はこの折れた1本のみ。
これぐらいはまた横から枝がでてくるでしょう。
不幸中の幸い。
今週末はお盆となりますが、圃場全体の補修作業に追われるような気がします。。。
台風対策も再検討です。
21年8月7日新しい仲間がやってきました。
メキシコーラグランデ / スチュワート / ベーコン/ フェルテ / エッティンガーの5種類合計30本です。
去年と同じように神戸の環境に慣れてから、不織布の鉢に植え替え、冬は庭先で越冬、来年の春を待ちます。
開始時間は遅かったものの、作業は順調に進みました。
ただ農場主はこの時点では台風が接近していることを知らなかったのです。。。。