庭にある2回生のアボガド苗の購入時の固定テープを外し、ネームプレートをつける作業中
呼ばれて行ってみると、圃場では(例の虫に侵入を許した)弱った木の接木作業が行われていました。
基本的な作業は①元気な木から枝をわけてもらい、穂木を作成、②接木したい木を台木として体裁を整え、
③台木に穂木を挿し込む切れ目を作り、④穂木を挿し込み、⑤メデールテープで接続部を中心にテーピング。
⑤水分に含まれる雑菌や虫などがつかないようにビニール袋を被せる。 となります。
1本目。ベーコン⑤は元々接いであった部分まで切り戻して上部に接木を行いました。
2本目。ベーコン③は下の部分からの横枝が欲しいということで横出し。
主木の茶色い部分は購入時の台木(すべてベーコン)で、緑の部分から育てたい種類の枝が接木された跡です。
美しい台木、穂木を作るには切れ味の良いナイフが必要で”注意”ということはわかっていたのですが、、、
途中農場主が指を負傷、そのタイミングで呼ばれたのでした。
その後も危ない切り込み作業は農場主が行い、テープ巻き巻きの作業から姉担当です。
最近では虫を寄せ付けているのは風のよけの牧草が原因ではないかということになっています。
これから寒くなって暴風壁の役割は大きいのでしょうが、牧草では物足りなくなった虫たちに
アボガドがやられるのであれば牧草の処分も考えましょう。